一日一日の積み重ねを大切にする幼稚園の教育 2021.04.23

コロナ禍の中で

2020年は世界中に蔓延した新型コロナウイルスに脅え悩まされた一年でした。
更に2021年になっても収まるどころか事態は深刻さを増しています。
感染症を予防するという観点から保育の流れの中でも色々な変化がみられています。
「新しい生活様式」として①マスクの着用 ②手洗い ③身体的距離
という一人ひとりが取り組むことと、日常生活を営む上での基本的生活様式としての3密「密集・密接・密閉」の回避などは、日々大切な積み重ねとなっています。

保育の現場では創立以来、心の教育を中心に据え、その為に豊かな情操を養い・幼児の心の調和をはかる。
一人ひとりの個性を尊重し、きめ細かい保育を行い、自発的な遊びを通して、体験な学びを実践しています。

「本物」に接する体験

幼児期の成長や発達にもっとも適した活動や経験を色々な分野から多方面に活躍中の指導の教師を準備して、 音楽、芸術、スポーツ等あらゆる活動において「本物」に接する体験を重視し、
日々主体的な「学び」の実践のきっかけをつくるようにしています。

「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」について

幼児期にすでに経験してきた様々な学びを、小学校教育の始まりに置こうと「スタートカリキュラム」が導入されました。そこでは、具体的に幼児期における「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の10項目などがあります。

小学校前の学びの場として、学習する態度や姿勢を意識した習慣を、在園期間に「遊び」を中心に、子ども達の発達段階を考慮し保育することが重要であり、幼児教育の使命であると考えています。

よって、園内の活動だけではなく、周囲の豊かな自然環境を十分に生かした園外保育なども取り入れています。


幼児期は人格形成の基礎を培う大切な時期です。幼稚園ではお友達と一緒に遊ぶことを通じて社会のルールを学び協力すること、我慢すること、 思いやりなど人生で大切な心を育みます。
子どもの気持ちに寄り添い見守りながら自主性、自発性を育んでいきます。

~3年間の一人ひとりの子ども達の成長の姿に感動と保護者の皆様方のご協力に感謝です~

以上